長年、心を悩ませてきた夫との関係も変化しました。常に私に対して上からしか物を言うことのできなかった人が、ある日思わず「⚪︎⚪︎子さん」と私の名をさん付けで呼んだり、「あぁ?」としか返事をしなかったのに、普通の会話をするようになっていました。かなり気を使って優しい言葉を選ぶようになっていました。
その時に、私が感じたことは、二人で演じてきた「打ち解けない夫婦というお芝居」が終わったのだという感覚でした。
いま、夫とは同じ劇団の仲間が、打ち上げでビールを飲み交わしながら、「あの時の、あの憎ったらしいセリフまわしよかったよ〜!」「あの睨み方最高だったわ」と笑いあい、いい芝居したね、おつかれさん!と語り合っているような気持ちになっています。
互いに、ままならない夫婦関係に悩み、苦しんだけれど、それはすべて魂の選んだ劇場の一幕でした。
私はそこで、何を学ぼうと決意して、何を学んだのか。
そのことのほうがずっとずっと大切なことなのです。
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